手首骨折はリハビリが大事!! 痛い時やむくみの解消法はこれ!

手首骨折

倒れた際などに手を強く突いてしまったりするとそれが原因となり手首を損傷、場合によって骨折してしまうことがあります。

実際に骨折しているのか、ただの捻挫なのか判断する方法はあるのでしょうか?判断方法について調べてみました。

手首を骨折した場合にも一般的な他の骨折と同様にギプスをすることで固定し自然治癒を促す方法が取られます。

ギプスを巻いた後にある程度手首が治癒してくればギプスを外すことになりますがそれから重要となるのがリハビリです。

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骨折しているかどうかの判別方法は?

手首の骨折

「手首の骨折」と言っても構成している骨はたくさんあります。大きい骨から小さい骨までさまざまです。中でもよく骨折する骨は「橈骨」と「舟状骨」と言われています。

手首に限らず骨折というのは素人目で判断するのは非常に難しいです。プロでも見ただけでは判断が難しいとのこと。折れていると思っても折れていなかったり、折れていないと思っても折れていたり…。

ですのでレントゲンを撮るのが確実です。もし怪しいなと感じるようであればすぐに整形外科で診てもらってください。

骨折しているかどうかの判断方法で一番のおすすめは【押す】ことです。押して痛みが走るようであれば骨折している可能性が高いと言えます。

症状は骨折した骨によって変わる?

骨折の症状

手首の骨は8つの骨で構成されていて内7つの骨が手首に接しています。どの骨を骨折したかで症状も少し異なってくるようなのであくまで目安としてとらえてくださいね。

主な症状は【痛み】【腫れ】【熱感】【内出血】です。酷い時はじん帯や腱の損傷も伴います。

骨折といてもさまざまあり、ヒビが入った「不完全骨折」、1か所だけ完全に骨折した「単純骨折」、複数個所の「複合骨折」、折れた骨が外に飛び出した「解放骨折」などがあります。

不完全骨折以外では異常可動性や軋轢音、変形、ピンポイントでの痛みなどの症状もあるので注意してください。

手首の骨折の手術について

骨折の手術

手首を骨折した際の治療としては基本「固定」になります。ギプスなどを使って動かないように固定して経過を診ますが、症状が酷い場合には手術をすることもあります。

手術をするケースは主に骨折した状態によります。固定したもののズレた状態で治ってしまうと手首が動かせなくなったり、動かすたびに痛みが出るようになります。こういったことにならない為にも手術でしっかり治しましょう。

どのような手術かというと、折れたところの骨を整復して金属プレートで骨を固定します。これは骨を正しい位置に癒着させる大切なことです。

骨がきちんと繋がれば再手術でプレートは取ることが出来ます。ですが結構そのままの人が多いようですね。

もちろんそのままでも問題はありませんが手術をしてから年数が経ってから「やっぱり取りたい!」という時は要注意です。年数が経てばプレートは筋肉や骨と癒着しているため取り出す手術は難しくなります。

そのままにするかどうかは骨折が完全に治った時に先生と相談するといいですね。

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手首骨折にはリハビリが重要

なぜリハビリを行わなければならないのかというと、ギプスによって使われなくなった手首の筋肉が萎縮してしまい、場合によっては手で物をつかむことすら難しくなってしまうこともあるそうです。

ですので、日常に必要となる筋肉を取り戻すためにも、リハビリが必要となるわけです。

手首の骨折の後遺症について

骨折の後遺症

ギプスで固定した場合も、手術をした場合でもリハビリは必要です。ギプスで固定した場合の方が比較的経過は良好かと思います。

手術の場合はしびれが出たり痛みが残ることもあります。ただし、この場合も時間が経てば解消されますのでご安心ください。

リハビリを開始しても動かすと痛みがある、動かすことが難しい場合は要注意です。この場合はもしかしたら別の個所が骨折しているのかもしれません。

人間の骨のしくみは複雑です。小さな骨でも骨折はします。レントゲンの仕方によっては映らないこともたまにあるようですよ。

もし違和感などがあるのであればセカンドオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか?

むくみや痛みの解消法は

手首骨折

ギプスを外した後にむくみが起こったり痛みが伴ったりすることがあります。

こうした症状は手首が動かせるようになると発症してしまうことがあるそうで、比較的治りにくい症状となっているようです。

こうした症状に対しても、リハビリを根気よく続けることによって解消することができるそうですので、完治のためにも頑張ってリハビリを行うようにしましょう。

⇒ 指・手のリハビリのやり方【動画】

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