日常生活において人間は動くためにたくさんの体の機能を使っています。もちろん、使いすぎたら痛くなりますよね。
なかでも【手首】は、重いものを持ったり、パソコンやスマホやゲームをすることで 毎日使っており、休めることがほとんどないので 相当な負担がかかっています。
ここでは、手首の痛みの原因や対処法についてご紹介します。
手首が痛い原因について
手首が痛いという人の原因は、まず働く人たちにつきものなのが【パソコン業務】です。毎日何時間もキーボードを打っているために手首が炎症を起こします。
スポーツをしている中高生でも、手首をひねって痛みが出るという場合もあります。
また主婦でも、出産したお母さんであれば赤ちゃんを抱っこして 手首で支えているために痛くなります。主婦は料理で使うフライパンや重いものを持つ時に痛む事が多いようです。
なので、手首の痛みには人それぞれの原因があります。
外側・内側・真ん中が痛い時は?
手首の外側・内側・真ん中のどの部分が痛いかによって、原因や対処法は変わってきます。
手首が痛くなる原因や対処法を見ていきましょう。
◆手首の外側
手首の外側(小指側)の痛みの原因として、ラケットを使うスポーツが原因の「TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)」があげられます。繰り返し痛みが生じることが特徴で、テーピングや手首を固定して炎症を抑える治療法が一般的です。
あまりにも頻繁に再発するようであれば、整形外科で検査を受けてください。
◆手首の内側
手首の内側(親指側)に痛みがある場合は、「ドケルバン病」が考えられます。スマートフォンの普及により患者数が増加傾向にある 手首の病気で、「狭窄性腱鞘炎」とも呼ばれます。
テーピングやサポーターで固定することや炎症止めの注射が効果的。症状がひどい時は腱鞘の手術をすることもあります。
◆手首の真ん中
手首の真ん中で手の甲側が痛む場合は、「キーンベック病(月状骨軟化症)」が考えられます。血行障害が起こったことで骨の細胞が壊れ、月状骨が扁平化します。
血行をよくすれば症状が改善されますが、移植手術による治療法もあります。
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手首の痛みの対処法とは?
⇒ 手首の痛みを解消する方法【動画】
手首が痛いとなると手首に力を入れることも難しくなり、日常生活に支障をきたしてしまいます。
手首が痛いときの対処法としては、氷などで冷やしたり、温めたタオルやカイロで温めたりします。しかし冷やすのか温めるのかは正しい対処法を行わなければ症状を悪化してしまう危険があるのです。
スポーツをして手首を怪我した場合の対処法は、【アイシング】などで痛めた部分をひやし炎症した部分の熱を冷まします。捻挫した時のような対処法ですね。
パソコン業務や赤ちゃんを抱っこしているサラリーマンや主婦の手首の痛みは、慢性的な痛みになるので、冷やすのではなく温めます。温めることで血液の流れをよくしてリンパを流します。
手首の痛みの原因は様々になりますが、対処法も変わってくるので正しい対処法をして痛みを和らげていきましょう。