手は生活の中で使う頻度が高く、それだけ手の様々な箇所に負担がかかっているものです。
手首の骨が痛くなる原因としてあげられるのが「腱鞘炎」です。
他にも様々な理由があるので、ここでは、手首の骨が痛い原因や対処法についてご紹介します。
手首の骨が痛い原因は?
手を酷使することで手首に対して痛くなった時の箇所で、手首の骨が痛くなる原因としてあげられるのが「腱鞘炎」が発端による【ドケルバン病】が考えられます。
腱鞘炎というのは手を継続的に使うような状態を続けた際に、本来手の負担を受け止めてくれる髄液や神経そして筋肉が密集している腱鞘に負担がかかることで全般に痛みを発します。
ドケルバン病とは?
⇒ ドケルバン病の紹介動画
腱鞘炎の中で手首の骨に対して痛みを発するのがドケルバン病であり、別名を【狭窄性腱鞘炎】と言います。
狭窄性腱鞘炎であるドケルバン病は 実際に骨が痛くなるのではなく、先に言った腱鞘の部分は骨に密接に関わっている場所なので骨に痛みを発しているように感じます。
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骨が出る理由について
手首の骨の症状の中に、「骨がでている」があてはまる場合は要注意!!それは進行が限界を超えて腱が元の状態に戻らなくなっている状態のサインです。
それを放置すると骨の組織が壊死することで機能不全を起こします。
骨に何か起こっているのではなく腱が原因ですし、触った時に塊があったとしてもこれは悪性の腫瘍ではないので、心配しすぎる必要はありませんが、気になってしまうでしょうし 放置して大きくなってくると不快感や不安が募ると思います。
違和感があったり痛みが出てきた場合には、念のために病院で検査を受けるようにしましょう。
手首の骨の痛みの対処法はこれ!
手首の骨が痛くなる狭窄性腱鞘炎は、初期の段階で対処することが良く、そのための対処法としては原因となっている手の作業を休止し湿布や氷などで冷やして炎症の痛みを和らげつつ安静にします。
そのうえで原因が手首の骨に炎症していること調べるために診察を受けた後に、その場所に効果のあるヒアルロン酸などを注射することが対処法になります。
最終段階である【脱臼】まで進行している場合には、骨の壊死を防ぐために 腱を切り骨を元の位置に戻す手術を受けて治療するという対処法です。早期発見・治療を心がけましょう。
⇒ 手首の痛みを自分で治す方法【動画】