手首のしこりが痛い!癌の可能性もあるの?

手首のしこり

しこりと聞くと何だかドキッとしてしまいますよね。何もなければいいのですが、もし癌だったらどうしようと不安になってしまいます。

他にもこんな所にしこり?!とびっくりするような所に出来ることもあります。今回は手首にしこりが出来た時どうすればいいのかをまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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手首のしこりの原因は?

しこりの原因

手首のしこりで痛みがない場合に多いのが「ガングリオン」というものです。痛みがある場合は「手根管(しゅこんかん)症候群」や「テニス肘」「リウマチ」「がん」などが考えられます。

《ガングリオン》

痛みのないガングリオンは手首だけでなく色々なところに出来る良性腫瘍になります。だいたいの大きさは2~3cmで、なぜガングリオンが出来るかは未だに分かっていないそうです。

ガングリオンは触ると弾力があって痛みがありません。ただ大きさや場所によっては痛み出ることもあります。

《手根管(しゅこんかん)症候群》

あまり聞きなれない病気ですが、手首の神経が慢性的に圧迫されることで起きる病気です。痛みを伴い痺れが出ることもあります。原因はこちらも不明ですが女性ホルモンと関係があるのでは?といわれています。

《テニス肘》

テニスに限らずラケットを使用するスポーツをしているとなりやすいそうですよ。他にも手首を酷使したりすると症状が現れます。手首にかかる負担を軽くすることで症状は良くなります。

《リウマチ》

リウマチは女性に多い病気です。手首や関節に腫れが現れて痛みます。リウマチは早期発見が治療のカギになるので痛みや腫れ、しこりがあれば一度専門医に診てもらってください。これらの症状の他にも微熱や食欲不振、疲労感、痩せるといった症状も起こるようです。

《有棘細胞(ゆうきょくさいぼう)ガン》

皮膚癌の一種になります。日本人では比較的多い癌で紫外線が原因ではないかと言われています。他にもヒト乳頭腫ウイルスが関与しているとも言われていてまだまだ研究段階です。

有棘細胞癌は皮膚の下にしこりが出来るのですが、肉の塊のようなものが出来ます。大きくなれば腫瘍が表面に現れてカリフラワーのような状態になります。また腫瘍には膿が含まれているので悪臭がするそうです。

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痛くない場合は放置していいの?

ガングリオンのように痛みがないしこりであればそのままにしても問題はありません。

ですが大きくなると生活に支障をきたすことがあります。場所によってはちょっと邪魔になってしまいますよね。また神経近くに出来ると痛みが出ることもあります。

治療としては内容物を注射で吸引する方法や、切開して取り出す方法、投薬治療、レーザー治療などがあります。吸引や投薬は痛みが少なくて済むのは嬉しいのですが、再発する可能性が高いので、思い切って取り除いてしまった方が後々のことを考えるといいかもしれませんね。

手首のしこりは癌と関係ある?

ガングリオン 放置

一概に癌とは言い切れません。ガングリオンの場合が多いのでしこりがあるからといってむやみに不安になる必要はありませんよ。

とはいえ気になるしこりですが、まずつかんでみてください。その時の感触である程度の予想がつくかもしれません。痛みがなくプヨプヨしていればガングリオンの可能性が高いですね。

痛みがある場合、そして皮膚の下に盛り上がった感じのしこりであれば癌の可能性も捨て切れません。だんだんと大きくなり、異臭がすることもあります

皮膚癌は男女比で見ると男性の方が発症数は多い傾向です。また、発症する年齢で見ると70歳以上の高齢者に多いことも分かっています。

病院の何科を受診するべき?

病院 何科

しこりは整形外科で診てもらいましょう。皮膚に関することといえば皮膚科ですが、しこりがある時は整形外科の方がいいですよ。といっても皮膚科でも診てもらうことは出来ますが、より専門性があるのは整形外科でしょう。

痛みがなければそのままでも問題はありませんが、少しでも異変を感じたら病院で診てもらうようにしましょう。ガングリオンだと思っていたら全く別の病気だった!なんてこともなくはありません。

しこりが出来ると不安ですが、不思議なもので 痛みがないと放置している人が多いようです。放置していても問題なければいいですが、痛みがある時は病院に行くようにしてください。何もなければそれでヨシ!何かあってからでは遅いですからね。

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